物忘れ外来
物忘れ外来の
診療内容
認知症の初期症状は、物忘れ・自発性の低下・怒りっぽくなるなどの様子が見られます。
しかし、症状はゆっくりと進行するため、一緒に生活されているご家族も気が付かない場合が多くあります。
よって、初めて受診された際には症状が進行してしまっているケースもよく見受けられます。
また、認知症状の原因が脳外科疾患(特発性正常圧水頭症、慢性硬膜下血腫など)の場合もあります。
これらの脳疾患の治療は優先的に行う必要があるため、認知症状の原因について精査し、鑑別していく事が大切です。
認知症
「認知症」とは病気の状態を表す言葉であり、病名としては以下のように細かく分類されます。
脳の画像診断や臨床症状と併せて、
それぞれの患者さんの症状にあった治療法や内服薬を調整していく事が重要となります。
〇 認知症の種類
- 脳血管性認知症
- アルツハイマー型認知症
- レビー小体型認知症
- 前頭側頭葉型認知症
- 軽度認知障害
VSRAD検査
頭部のMRI画像によって、海馬傍回(記憶の形成・保持・再生をつかさどる領域)付近における
脳の萎縮度合いを測定する検査です。食事制限もなく、検査前後も普段通りに生活できます。